私たちの物事の捉え方

ひとりごと

 

ゆうゆうらいふでは≪物事を表面的に受け取らない≫を基盤にいろいろな方と接しています。

では、≪表面的≫とはいったい何なのか?

それは、[目の前のことで全てを判断]である。
どうしても目の前に起きていることが真実であり、そのことを答えとして物事を終わらせてしまう。しかし、それは本当に真実であり答えなのであろうか。

例えば、「私トマトが嫌いなんです」という会話があったとする。表面的(目の前のことで全て判断)で捉えるとトマトが嫌い=トマトを使った料理全てが嫌い となってしまう。それが答えで解決となる。
しかし、目の前のことから違う視点で会話を続けるとどうなのか?

Aさん「私トマトが嫌いなんです」
Bさん「トマト料理全般がダメなのですか?」
Aさん「いや、ミートスパゲティなら食べられます」
Bさん「トマトのどのようなところが嫌いなのですか?」
Aさん「そのままで食べるときの匂いがダメなんです」

このように当初のトマトが嫌いというのはあくまで1つの事実であって真実ではないことがわかります。
視点を変えるだけで様々な解決策や接し方がわかってきます。

私たちはこのような考え方を療育前準備に使っています。私たちの専門用語でアセスメントです。

≪集中力がない≫と相談を受けた場合、集中力のプログラムだと決めつけません。なぜなら[どうして?]を確認していないからです。どうしてを確認しなければ決めつけてしまい、真実を見逃すからです。
ですので、常に視点を変えなければなりません。
視点を変えるためには捉え方のトレーニングをしなければなりません。

私たちはそのトレーニングとして何事にもロジックツリーを意識しています。
ロジックツリーとは問題解決や分析、次に何を行えばいいかなど頭の整理になります。

目の前のことでの判断は相手をみずに自らの経験と固定概念からの答えになることから良くない。そのような考えを浸透させたく行動指針を改正しました。

私たちは常に皆様の視点に立ちお話を聞かせていただきます。
何よりあなたのことをたくさん教えてください。そして、そのあと私たちを知ってください。